2024.7.23 [tue]
メディア
「心の動きと代謝・慢性炎症を制御する分子を発見」大阪大学大学院医学系研究科の中西由光 特任助教、泉真祐子 特任助教(常勤)(先端免疫臨床応用学共同研究講座)、熊ノ郷淳 教授(呼吸器・免疫内科学)、免疫学フロンティア研究センターの姜秀辰 寄附研究部門准教授(免疫機能統御学)らの研究グループは、ストレス下において心の動きと全身代謝・炎症応答を結びつける因子としてセマフォリン6Dを同定しました。
2024.4.14 [tue]
大阪大学大学院医学系研究科再生誘導医学寄附講座の玉井 克人招へい教授のインタビュー赤ちゃんの病気・トラブル「生まれたときから皮膚がむけたり、ただれたりする難病「表皮水疱症」」についての記事が「たまひよ」に掲載されました。
大阪大学大学院医学系研究科の岩堀幸太 特任講師(常勤)、和田尚 特任教授(常勤)(臨床腫瘍免疫学)、刀祢麻里さん(大学院生)、熊ノ郷淳 教授(呼吸器・免疫内科学)らの研究グループはテトラサイクリン系抗菌薬に免疫賦活作用があることを発見し、その作用機序を明らかにしました。 研究グループはすでに本研究成果に関連する特定臨床研究を行っており、新型コロナウイルス感染症患者さんについて低用量のテトラサイクリン系抗菌薬投与後、免疫で重要な役割を担うヘルパーTリンパ球の増加がみられることも確認しています。 本研究成果から今後、新たな作用機序に基づく免疫療法の開発が期待されます。
大阪大学大学院医学系研究科の原知明特任助教(常勤)、孟思昆特任助教、石井秀始特任教授(常勤)(疾患データサイエンス学)(研究当時)らの研究グループは、非コードRNAの研究においてペプチドの生成に関わる新たなメカニズムを明らかにしました。これまで非コードとして機能が十分に明らかにされていなかった「隠れた」RNAの機能を解明して、画期的な医療の創出に貢献できる可能性があり、この研究はその基盤を構築することができました。
2024.3.14 [thu]
大阪大学大学院医学系研究科の松永倫子 特任研究員(常勤)(日本学術振興会 PD特別研究員/京都大学大学院教育学研究科)、萩原圭祐特任教授(常勤)(先進融合医学共同研究講座)、京都大学、サイキンソーらの研究グループは、0~4歳の乳幼児を養育中の母親が抱える育児ストレスおよびレジリエンスが、腸内細菌叢や自律神経系、身体運動機能とどのように関連するか検証しました。その結果、育児ストレスの高い母親は身体機能も脆弱な状態にあり、腸内細菌叢の多様性も低いことが明らかとなりました。また、レジリエンスは、自律神経系(迷走神経活動)や、腸内細菌叢の組成、とくに酪酸の産生や炎症に関わる菌(e.g., Blautia, Clostridium, Eggerthella)と関連することも分かりました。
2024年9月5日(木)18:30~19:30
第5回 大阪大学漢方ネットワークセミナー
共催:なにわ漢方研究会/株式会社ツムラ
開催方法:WEB開催
令和6年度(2024年度)最先端医療イノベーションセンター 要覧