HOME > 組織 > 6F 研究支援部門

 異分野融合研究の結集によるオープンイノベーション、ライフイノベーションの推進には、集学的・学際的なアプローチが必須であり、戦略的な研究支援が欠かせません。ヘッドクォーターには、地域政策との連携、大型研究プロジェクト獲得、規制への対応、研究成果の国際展開、知的財産管理、異分野マッチングなどの機能を集約させ、基礎研究から実用化までをシームレスに繋げる体制を構築します。

広報戦略班

 センターは免疫系と再生系の融合療法を開発する拠点として、健康社会の実現だけでなく、地域経済の活性化を推進することも目的としています。広報戦略班では、一般的な広報活動であるセンターの活動内容などの情報発信を担うとともに、北大阪バイオクラスターにおける「大阪バイオ戦略」などの地域政策との連携活動を行う機能を持ち、地域バイオ振興策への貢献も担っていきます。

プロジェクト推進班

 センターの特徴である生体に備わる免疫系と再生系に関する融合研究は、他に類を見ない独創的な研究プロジェクトとなり得ます。プロジェクト推進班では、経済産業省、文部科学省、厚生労働省などから公募される大型研究プロジェクトを対象とした外部研究資金獲得戦略を担っていきます。また効果的なプロジェクト推進のため、新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)、科学技術振興機構(JST)などと連携していきます。

レギュラトリー戦略班

 センターが目指すライフイノベーションの推進による健康社会の実現には、研究成果の実証研究の実施や実用化が求められます。医療に繋がる研究・実用化には「医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律」に関連する規制への対応が必要です。レギュラトリー戦略班では、厚生労働省、医薬品医療機器総合機構(PMDA)と連携し、各プロジェクトの規制に対応する機能を担います。

国際医療交流班

 センターでの研究成果は海外も含めたより広い場で活用され、発展していくことが望まれています。国際医療交流班では、各プロジェクトの海外施設(アカデミア、企業)との共同研究、研究成果の海外への技術移転、センターへの外国人研究者・医師・企業人の教育・研究を目的とした受け入れなど、センターから生まれた成果の海外展開を図る機能を担います。

知財戦略班

 本学の知的財産は研究推進戦略、知的財産戦略に基づき一元管理されることとなっています。共同研究成果としての本学教職員と共同研究相手方との共同発明等に基づく知的財産に係る権利は、原則として本学と共同研究相手方との共有になります。知財戦略班では、大阪大学産学連携本部と連携して、円滑な知財戦略立案や特許申請を可能とする機能を担います。

産学官・異分野連携班

 センターには免疫系と再生系に関する異分野融合研究を結集させていますが、研究成果から新薬や新規医療技術を生み出すためには、さらに異なる分野の技術が必要な場合があります。産学官・異分野連携班では、実用化に最適な技術を集めることを目的に、医工連携などの異分野連携や産学連携などの戦略的マッチング機能を担います。