
報道
2025.6.27 [fri]
指定難病「全身性強皮症」の命にかかわる病変を予測する 免疫細胞の「サイン」を発見
大阪大学大学院医学系研究科の島上洋さん(博士課程4年)、西出真之講師(呼吸器・免疫内科学)、楢﨑雅司特任教授(常勤)(先端免疫臨床応用学共同研究講座)、熊ノ郷淳総長らの研究グループは、日本に2万人以上の患者さんがいるとされる指定難病「全身性強皮症」に着目し、患者さんの血液や臓器の1細胞解析を行いました。その結果、強皮症腎クリーゼと呼ばれる命にかかわる腎臓の病変や、強皮症関連(進行性)間質性肺疾患を発症する患者さんにおいて、血液中に特殊な細胞集団が増加する「サイン」を発見し、これらの細胞集団がそれぞれの臓器のダメージに大きく関わっている可能性を示しました。
詳しくは以下リンクをご覧ください。
●プレリリース:
6/17 ResOU
●報道機関:
6/17 JST、日本経済新聞
6/24 日刊工業新聞
●報道日:2025年6月17日
●出演者:
楢﨑 雅司 特任教授(常勤)
先端免疫臨床応用学共同研究講座
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