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CoMIT主催

2016.7.11 [mon]

8月25日(木)に
第八回 最先端医療イノベーションセンター
定例セミナーを開催いたします。

第八回目は、平田 雅之 先生のお世話で、下記のとおり開催いたします。
皆様是非ご参加ください。

日時:2016年8月25日(木)18時00分~19時00分

場所:最先端医療イノベーションセンター棟1F マルチメディアホール

演題・講師:

体内埋込型ブレイン・マシン・インターフェースによる運動・意思伝達支援の現状と展望
平田 雅之 寄附研究部門教授
(国際医工情報センター 臨床神経医工学寄附研究部門・脳神経外科学)

[要旨]筋委縮性側索硬化症などの神経難病や脊髄損傷、脳卒中により重度の運動・意思伝達障害が生じる場合があるが、有効な機能的回復法がないのが現状である。これに対する革新的技術として、脳信号により外部機器を制御するブレイン・マシン・インターフェース(BMI)が期待されている。我々は脳表面に電極シートを置くことにより正確な脳波を計測し、ロボットアームなどの外部機器を高精度に操作できる体内埋込型BMIの研究開発を実用化目指して行っている。その現状と展望について紹介する。

日本発、埋込型BMI装置開発へのチャレンジとその設計の勘所
鈴木 克佳 氏
(日本光電工業株式会社 荻野記念研究所)

[要旨]近年、医療技術とデバイスの進化に伴い、様々な埋込型医療機器が開発され新たな治療効果が得られている。しかし、その多くは海外製品であり、日本 はその分野に於いて一歩遅れているのが現状である。この様な状況を乗り越えるには、医療機器開発のレギュレーションを理解し、研究から製品化までの筋道をつけて開発する事が重要である。本講演では日本発の埋込型BMI装置の製品化に向けた開発過程を紹介すると共に、埋込型医療機器設計の勘所について述べる。

座長:

平田 雅之 寄附研究部門教授
(国際医工情報センター 臨床神経医工学寄附研究部門・脳神経外科学)

※事前申し込みは不要です。

CoMITの定例セミナーは、センター参画各プロジェクトの研究内容の発信を目的として、
約2ヵ月に1回のペースで開催しています。

次回以降の開催日程
第9回目 :健康発達医学寄附講座 中神先生のお世話で 10/7(金)に開催
第10回目:運動器バイオマテリアル学寄附講座 菅本先生のお世話で 11/15(火)に開催

お問合せ先:最先端医療イノベーションセンター事務室
TEL : 06-6210-8201
i-sentaninobe@office.osaka-u.ac.jp

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