HOME > イベント案内

→もどる

CoMIT主催

10月7日(金)に
第九回 最先端医療イノベーションセンター
定例セミナーを開催いたします。

第九回目は、中神 啓徳 先生のお世話で、下記のとおり開催いたします。
皆様是非ご参加ください。

日時:2016年10月7日(金)18時00分~19時00分

場所:最先端医療イノベーションセンター棟1F マルチメディアホール

演題・講師:

産学連携12年間 ―機能性ペプチドの特許出願から医師主導治験までの歩みー
中神 啓徳 寄附講座教授
(健康発達医学寄附講座)

[要旨]我々が同定した新規機能性ペプチドの最初の特許出願が平成16年であり、本プロジェクトの産学連携のスタート地点と位置付けられる。大学でペプチド改変体作成やマウスでの薬効試験などの非臨床試験を進め、企業では医薬品としての開発を視野に入れて最適化検討、治験薬の製造化検討が進んだ。その後、早期探索拠点重点シーズに選出されたことから開発が進み、皮膚潰瘍治療薬を目指した医師主導治験を昨年から開始した。この12年を簡単に振り返りたい。

製薬企業側からみた産学連携の推進-更なる成長のための治療ワクチンの開発
山本 利憲 氏
(アンジェスMG株式会社 研究開発本部 創薬研究部長)

[要旨]アンジェスMGは、1999年に設立された大阪大学発ベンチャーであり、アンメット・メディカル・ニーズに対応し革新的な遺伝子医薬を医療現場に届けることを使命としている。創業以来、遺伝子治療薬及び核酸医薬を中心に研究開発を進めてきたが、今回、大阪大学との産学連携から見出されたDNAワクチン研究を重点領域に加えて更なる成長を遂げ、患者さんに新たな治療オプションを提供することを目指すこととした。大学で見出されたSeedsの事業化においては、製薬企業の視点並びに研究開発の進め方が大学のそれと異なる場合も往々にしてある。本セッションでは、現在先頭を走っている共同研究プロジェクトを題材にして、産学連携を推進する上での大学側及び企業側の双方の視点から物事を考えてみたい。

座長:

樂木 宏実 教授
(老年・総合内科学)

※事前申し込みは不要です。

CoMITの定例セミナーは、センター参画各プロジェクトの研究内容の発信を目的として、
約2ヵ月に1回のペースで開催しています。

今後の開催日程
第8回目:脳神経外科学の平田雅之先生のお世話で、8/25(木)18時より開催
第10回目:運動器バイオマテリアル学寄附講座 菅本一臣先生のお世話で、11/15(火)18時より開催

お問合せ先:最先端医療イノベーションセンター事務室
TEL : 06-6210-8201
i-sentaninobe@office.osaka-u.ac.jp

→もどる