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CoMIT棟

第98回未来医療セミナー

7月12日(水)に、最先端医療イノベーションセンター棟1階 マルチメディアホールにて、
医学系研究科主催の「未来医療セミナー」が下記のとおり開催されます。

是非多くの方にご参加いただければ幸いです。

日時:

2017年7月12日(水)18:00~19:00

場所:

最先端医療イノベーションセンター棟1階 マルチメディアホール

演題:

BNCTの現状と今後の展開

モデレーター:

金田 安史
大阪大学大学院医学系研究科長

演題:

BNCT用ホウ素薬剤の事業化

講師:

浅野 智之 氏
ステラファーマ株式会社 代表取締役社長/p>

要旨:

BNCTは10B-ホウ素と熱中性子間の捕捉反応を原理とする集学的がん治療法の一つです。当社はBNCTに不可欠な高純度濃縮10B-ホウ素の大量製造や薬剤開発技術を基盤にしたBNCTの要素技術開発を、産学官連携を強化して推進してきました。
現在、当社のホウ素製剤SPM-011による再発悪性神経膠腫および頭頸部癌を対象とした第Ⅱ相治験を実施しています。本講演では、世界初の薬事承認取得を目指したBNCT事業化の課題と展望について紹介します。

演題:

BNCT用ホウ素化合物の研究開発 ー歩みと展望ー

講師:

切畑 光統 先生
大阪府立大学研究推進機構BNCT研究センター客員教授 名誉教授

要旨:

G. L. Locher による原理提唱から80余年を経て、BNCT(ホウ素中性子捕捉療法)はようやく実現の時を迎えようとしています。非侵襲ながん治療であるBNCTの要素技術の中で、がん細胞に選択集積する10B-ホウ素化合物はBNCTの成否を分ける基盤要素であり、低分子から高分子に渡る多様なホウ素化合物がこれまでに報告されています。
本講演では、ホウ素化合物開発の歩みを概観すると共に、その具備すべき性質と課題、将来展望等について述べます。

※セミナー終了後、1Fメディアラウンジにて情報交換会が開催されます。

主催:大阪大学大学院医学系研究科

共催:未来医療交流会
橋渡し研究戦略的推進プログラム
大阪大学「戦略的TR推進による自立循環型新規医療創出拠点の実現」

後援:大阪大学医学部附属病院 未来医療センター

お問い合わせ:大阪大学医学部附属病院未来医療センター
ctr.osakauniv@dmi.med.osaka-u.ac.jp

PDF (160KB)

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