研究活動
2016.3.10 [thu]
西田 幸二教授、林 竜平寄附講座准教授らの論文が
Natureに掲載されました。
当センター参画プロジェクトの一つである、西田 幸二教授（眼科学）、林 竜平寄附講座准教授（幹細胞応用医学）らの研究グループの論文が、3月9日（水）（英国時間）付でNature電子版に掲載されました。
本論文は、西田 教授、林 寄附講座准教授らのグループが開発した、ヒトiPS細胞に対して、細胞自律的な分化を促し、眼全体の発生を再現させる2次元培養系に関するもので、iPS細胞を用いた角膜上皮再生治療法のヒトでの応用に大きく貢献すると期待されています。
これまでは主に眼の後ろの部分（網膜や網膜色素上皮等）を誘導する技術は報告されていましたが、眼の前の部分（角膜や水晶体等）と後ろの部分（網膜や網膜色素上皮等）の両方を規則正しい配行で誘導できる技術はこの研究成果が世界で初めてとなります。（大阪大学プレスリリースより引用）
研究成果の詳細：ヒトiPS細胞からの協調的な眼組織発生と角膜機能の回復
3月8日（火）14時より、本センター棟4Fで行なわれた記者発表の様子
