HOME > ニュース一覧

→もどる

シンポジウム

2016.12.12 [mon]

第10回大阪大学共同研究講座シンポジウムが
開催されました。

12月7日(水)、本学中之島センターの佐治敬三メモリアルホールにて、産学連携本部主催の「第10回大阪大学共同研究講座シンポジウム ~制度発足10周年記念 大阪大学が目指す新たな産学連携の取り組み~」が開催されました。

各部局からの「今後の共同研究講座・協働研究所に対する考え方と取り組み」についての講演では、本研究科から産学連携・クロスイノベーションイニシアティブの徳増有治特任教授が「健康・医療分野におけるイノベーションの実現について」と題し、イノベーションの実現に向けて、多様な組織との連携・協働の重要性、具体的な取り組みを紹介するとともに、知的財産マネジメント、リスクマネジメント等の現状の課題について講演されました。

また、当センター参画のプロジェクトからは、脳神経機能再生学(帝人ファーマ)共同研究講座の齋藤洋一特任教授に、パネルディスカッション「阪大と新たな産学連携を目指して」のパネリストとして登壇いただきました。その中で、産業界の経験がない医者と共同研究講座を開くことで基礎研究が産業化に向かってどのような調整を経るのか、基礎研究のエビデンスから産業化又は「患者さんの治療に役立つ」までの距離、事業化に向かってのマネジメントの重要性等をお話しされました。
引き続き、情報交換会におけるポスター展示では、ご自身の共同研究講座の研究内容について、活発な質疑応答が交わされました。

当日は159名に及ぶご参加をいただき、共同研究講座制度発足10周年を記念したシンポジウムは盛会のうちに終了しました。

→もどる