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お知らせ

2017.3.14 [tue]

次世代内視鏡治療学の開発製品に関する
記者発表が行われました。

3月13日(月)に次世代内視鏡治療学共同研究部門の記者発表が
最先端医療イノベーションセンター棟で行なわれました。

この記者発表では、中島 清一特任教授(次世代内視鏡治療学)らと大衛株式会社およびトクセン工業株式会社が
共同開発した「一人で着脱が可能な手術用ガウン」の実用化について説明が行われました。

従来の手術用ガウンは、サポートスタッフの介助がなければ着脱が難しいものでしたが、このガウンは医療従事者が一切の介助を受けずに清潔・安全かつ速やかに着脱することを可能にしたもので、医療現場からの高いニーズがあったにも
かかわらず、海外でもこれまで実用化されていなかった画期的な製品といえます。

重症感染症に対する危機管理の面などからガウンの重要性が高まっている状況の中で、今後、大規模災害時や救急現場での活用や、その他医療分野以外での応用が期待されます。

※この研究開発は、文部科学省の平成26年度「地域産学官連携科学技術振興事業費補助金」における大学等シーズ・ニーズ創出強化支援事業(COIビジョン対話プログラム)で見いだされた医療現場のニーズを、
経済産業省の平成26~27年度「戦略的基盤技術高度化支援事業」の支援を得て、
大衛㈱・トクセン工業㈱と共同でカタチにした、産学官連携による共同開発の事例です。

プレスリリース:http://resou.osaka-u.ac.jp/ja/research/2017/20170313_1

記者発表

従来のガウンとの違いを説明する様子

大阪大学国際医工情報センター 次世代内視鏡治療学共同研究部門:http://www.project-engine.org/

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