2017.8.17 [thu]

中神 啓徳寄附講座教授らの研究について
日経メディカル8月号特別編集版で紹介されました。

日経メディカル8月号特別編集版において、中神 啓徳寄附講座教授（健康発達医学寄附講座）らが研究を進める、アンジオテンシンⅡをターゲットとした高血圧のワクチン療法に関する記事が掲載されました。

「高血圧ワクチンの臨床試験が開始 服薬からの解放に期待」と題した記事の中で、同ワクチンの研究開発の経緯と作用機序、また、フェーズⅠの臨床試験が今秋よりオーストラリアで開始予定であることが紹介されています。

また、記事では、同ワクチンが実用化された場合、降圧剤の服薬遵守に困難を抱えていたり、多剤併用している高血圧患者の方にとって有効な治療手段となり得ること、さらには、治療コストの低下が予想されるため、国内のみならず、開発途上国の医療にも寄与できる可能性があると綴られています。