A-5
免疫創薬ユニット
8F
0802
免疫抑制性細胞を標的とした
免疫制御法の開発
現在、がん治療の新たな選択肢としてがん免疫治療が期待されていますが、現状のがん免疫療法では、十分な臨床効果は得られていません。原因の一つとして腫瘍内に動員された制御性T細胞(Treg)による免疫抑制が指摘されており、詳細な抗腫瘍免疫応答およびそれらに対する抑制機構を明らかにすることががん免疫療法の開発には必須です。本研究では、Tregに特異的な分子、および腫瘍浸潤Treg特異的抑制機構にかかわる分子のうち、がん局所のTreg抑制活性の選択的コントロールもしくはTregの選択的除去を誘導できる分子を選択し、抗腫瘍免疫応答を最大限増強した有効ながん免疫療法の開発を行います。
講座
基礎腫瘍免疫学共同研究講座
共同研究企業
塩野義製薬株式会社

プロジェクトメンバー
研究開発責任者

メンバー
Links
塩野義製薬株式会社
http://www.shionogi.co.jp/